手打ち製 鎬付き両刃小枝芽切鋏 (兼進作) 金止式 No.95C 全長 :180mm
芽切や摘果に使用されます。 *摘果とは、果実を小さい内に間引くことです。ひとつひとつを大きく高品質にするためと、実のなり過ぎにより、樹が衰えるのを避けるためです。実が多い場合は、小さい間に間引き、残した適当数の果実の発育の発育を促します。
鎬(しのぎ)とは、刀剣の「刃」と「棟」(むね:刀剣の背の部分)の間を刀身に沿って貫いて走る鎬筋(しのぎすじ:角が付き高く山のようになっている部分)を指します。

鎬(しのぎ)を削るという言葉があります。 刀同士で打ち合うと、薄い刃同士ではすぐに欠けてしまいます。激しく打ち合うには分厚く作られた鎬筋を合わせて戦ったのです。 激しい戦いの際は、鎬さえも削れてしまうことから、「鎬を削る」とは、激しく争う様子のことを示す言葉として、使われるようになったとのことです。 鎬を作る理由としては、鎬を作るためには片側(刃がついていない方)を削らなければなりません。 それを削ることによって、刃先が細くなり、細かい部分にも入っていけ、作業がしやすくなるためです。 下記のハサミA(鎬なし)とハサミB(鎬付き)との比較画像を見てみるとハサミB(鎬付き)の刃が細くなっているのがわかります。鎬を作ると角ばったところもすくなくなり、盆栽を作業する場合、傷つけることも少なくなります。
