手打ち ”特厚” 盆栽鋏 (兼進作) 〜青紙(青鋼)〜 全長185mm No.42B
小枝剪定、根切りなどが出来る盆栽用の昔からある形の鋏です。これは他の盆栽鋏と比べて、特に厚めに丈夫に出来ているため、より太い枝を切ることが可能です。
全長 : 185mm
刃渡り : 47mm
*長さは手打ちのため、多少誤差が出来てきますことご理解ください。
(他の鋏との比較)
スタンダードな形の盆栽鋏
No.40Bと比べてみました。No.40Bと比べるとNo.42Bはサイズが一回り違い、また、刃の横幅、厚み、柄の太さも全く違うことがわかります。重量もNo.40B 約150g に対し、No.42B 約240gと全く違います。No.42Bはそれほど丈夫に出来ております。
(手打ち鋏)
1本の鉄の棒から、作成している完全手打ちの鋏です。日本古来から、伝わっている日本刀の製造方法で柔らかい軟鉄に固い鋼を組み合わせ、「硬さ(硬度)」と「粘り強さ(靭性)」を兼ね備えております。鋼は、安来鋼(やすぎはがね)の白紙(しろがみ)を使用しております。安来鋼とは、鳥根県安来市にある日立金属株式会社の安来工場で生産された鋼を指すします。古来より日本刀の鋼である玉鋼の産地として有名です。
刃物鋼によく使用される安来鋼の種類には青紙(あおがみ)、白紙(しろがみ)、黄紙(きがみ)がございます。 鋼の質を分別するため、仕上がった鋼に色のついた紙を貼ったことから、このように呼ばれております。
青紙は主に刺身包丁、白紙は主に出刃包丁に使用されております。お刺身は、包丁の切れ味によって、味に微妙な変化をもたらすため、刺身包丁にはより、欠けにくいより硬度が高い青紙が使われております。逆に出刃包丁は、魚の固い骨も切断するため、微妙に欠けやすい(見た目にはわかりません。)白紙を使っております。硬度の高い青紙を使用すると滑ってしまいます。そのため、この鋏では、枝も切りやすい白紙を使用しております。
*余談になりますが、戦国時代 新品の刀では滑ってしまうのとことで、わざと砂山に新品の刀を何度も出し入れして、刃を傷つけていたとのことです。